mugenストーリー動画「七夜月風」の解説その他諸々
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最近七夜の態度が一貫してないとか、定まってないとか言うコメントを貰います。
私が意図的にそうしている部分もありますが、力量不足でそう見えてしまう部分もあるかと…
そこで、とりあえず第六十七話までで私が思う七夜の心境の変化について少し…
あくまで私の考えですので、皆さんが思っているのとは食い違うかも知れません。
そういう考え方もあるのかなって思って頂ければ幸いです。
私が意図的にそうしている部分もありますが、力量不足でそう見えてしまう部分もあるかと…
そこで、とりあえず第六十七話までで私が思う七夜の心境の変化について少し…
あくまで私の考えですので、皆さんが思っているのとは食い違うかも知れません。
そういう考え方もあるのかなって思って頂ければ幸いです。
まず、前提条件として、
・七夜は自分の事はどうでもいい/自分が希薄
・大切な物は捨てられない/切り捨てるなら自分
・大切な誰かのために生きられたら/死ねたら
そうなった原因については深くは触れられませんが、七夜はこんな感じです。
そして、第二部でジョイン先生に余命数年と告げられて、その気持ちが益々強くなりました。
その無謀とも言える自己犠牲を止める、あるいは緩和するためにロックがいるわけですが、
それはまぁ別の話。
さて、第四部開始時点ではまだいつも通り、七夜とロックはじゃれ合いながらも相棒であり、
お互い好き勝手にやっても最終的に協力して行動するような感じになっています。
まぁ、本当に巻き込みたくないもの(第二部の決闘)にはロックに遠慮してもらってますが。
そして第四部、月が紅くなる以前からロックの様子がおかしくなり、七夜も感付きます。
ですが、今度はロックが七夜を巻き込みたくない、と言うことで何も言いません。
ひとりで決着をつけたい、と言うのと、七夜に無理はさせたくない、と言うロックの気持ちです。
まぁ、七夜はそんな事は関係無しに、別なアプローチでロックのために動きます(キル・エレン)。
ロックも薄々その事には気付き、それに対して余計な事を…とちょっとやきもきしています。
そうでありながらもまだ平衡を保っていたふたりの心ですが、月が紅くなってから一変します。
まずロックが仇に負けて、怒りで周りが見えなくなっていること。
次に、スーラやフリズ、キルが危険に晒され、未だその状態にあること。
ロックはスーラを守る、彼的に言うと根源=アルティ・アイギスを倒す事を承諾。
ただ、そのためにそれ以外は守っている余裕はなく、ウィンドは七夜に任せようと思います。
しかし七夜も時を同じくしてフリズの護衛というポジションにつきます。
ここで七夜に選択が。フリズもウィンドも、当然どちらも七夜にとって大切な人です。
ですが、自分の体の事、キルを倒すほどの相手、そして危険に晒されている事を考慮し、
七夜はフリズを守る事にして、それよりも安全なウィンドを遠ざけます。
「本当なら家の隣からもいなくなって欲しい」と言うのは、少しでも安全でいて欲しいからです。
選択と言えば、七夜がフリズとウィンド、どちらを助けるか?と言う話がありましたが…
七夜は、七夜が死ぬくらいでふたりが助かるのであれば迷わずそうするでしょう。
ただし、あの問題は「どちらか片方だけを選ぶのであれば」という問題です。
そうなった場合…七夜は恐らく自分が一番損をする、あるいは辛い道を選ぶのでしょう。閑話休題。
このすれ違いが七夜とロックの溝を深める結果になりました。
七夜はふたりを守るだけなのであれば大丈夫、と思っていたロック。
そこには、囮である≒十分な守りや安全も保障されるはず、という考えで、
そのことによって七夜を戦闘から遠ざけられるのでは?とも考えていました。
対する七夜は、こんな状況でロックに負担をかけたくない=頼りたくない、
そして益々暴走するロックを見ていられない=助けたい、頼られたいと思うようになります。
そのひとつとしてウィンドを遠ざけた、と言うのもあります。
ロックがロックなら恐らくロックとふたりで全員守るくらいの事はしたかも知れません。
そしてそのすれ違いから始まった溝は、ふたりが会うたびに少しずつ深まっていき、
ついにはふたりの殴り合いという結果にまで発展します。
この時、七夜の身体はいつもよりも弱っており、ロックもそれに気が付きます。
そしてその事が、余計にロックが七夜を頼りたくない、巻き込みたくないと言う考えに至らせます。
ここで完全に分かれてしまったかに見えたふたり、そこに師であるジョイン先生の言葉が。
七夜には他人に頼ると言う事、ロックには怒りが大切な人を傷つけると言う事についてです。
七夜はその言葉をどこかで受け取りつつも、ロックに対して負担をかけたくないと言う気持ち、
ロックが自分を頼ってくれない事に対する苛立ちから拒絶の意思を見せます。
無論、七夜がジョイン先生に言った事は全て本気で七夜の本心ではありますが。
そんな中、ウィンドと帰宅する七夜の前に現れた咲夜。そしてレミリアからの伝言。
七夜はウィンドにも何か危機が訪れるのでは、と不安になり、もしその時が来たら…と苦悩します。
そこに七夜を心配してやって来たフリズ。七夜はそれを嫌って、話をそらします。
ですがその事から話は進み、フリズがひとり敵地へ赴く事がわかります。
当然のように止める七夜、ですがフリズの決意と覚悟の前に、それが出来ないと悟る七夜。
ただ「信じて」と震えながらも言うフリズ。七夜の心は揺れ動きます。
傍で守り続ける事、安全なところへ遠ざけておく事、信頼できる人に預ける事…
そのどれが本当に正しい守り方なのか。ただ守るだけが本当に正しいのか…
その答えが出ないまま、フリズは出発しました。ウィンドを守って欲しい、と言って。
その答えを迷いつつも、ウィンドの傍にいる七夜。そこに訪れるエレンと伝えられる影。
スーラがロックの事を伝えに来た事で事態は更に悪化していく。
迷う七夜。フリズ・ロック・ウィンド…自分は誰を選ぶべきなのかと。
そんな七夜に声をかけたのはウィンド。
何かが起きるかもしれないし、起きないかもしれない、そんな自分と。
今まさに何かが起きそう、あるいは起きているかもしれないフリズとロック。
七夜は、どっちが大事なの?と。
選べないと答える七夜に対して、その言葉はまだ続く。
フリズはレオナがついているからきっと大丈夫。
でもロックはひとりで…たったひとりで向かった、と。
確かにロックは強い、それは七夜も良く知っている。
でもロックだけではどうにもならない事もある…そこに七夜がいれば進める事も。
ロックがダメなら七夜が、七夜がダメならロックが…それでもダメならふたりで。
今までずっとそうやってきた…それはふたりが相棒だから、と。
だから…七夜は七夜のために行ってあげて。その言葉が、七夜に何かを気付かせた。
七夜が選べないのであれば、ロックに選ばせればいい。
頼る必要も頼られる必要もない。今までお互いは好き勝手やってきただけ。
そして、そこにお互い遠慮は要らない。
なぜなら、ふたりは「相棒」なのだから…
…とまぁ、こんな感じの流れでしょうか。
思い返しながら書いてるので若干抜けているところや間違っているようなところも
あるかも知れませんし、そうでなくても曖昧な部分や矛盾があるかもしれません。
だから「最後に折れる」とか「態度が定まっていない」と言われても仕方ありませんが…
とりあえず私が考える七夜の心境の変化はこんな感じです。
・七夜は自分の事はどうでもいい/自分が希薄
・大切な物は捨てられない/切り捨てるなら自分
・大切な誰かのために生きられたら/死ねたら
そうなった原因については深くは触れられませんが、七夜はこんな感じです。
そして、第二部でジョイン先生に余命数年と告げられて、その気持ちが益々強くなりました。
その無謀とも言える自己犠牲を止める、あるいは緩和するためにロックがいるわけですが、
それはまぁ別の話。
さて、第四部開始時点ではまだいつも通り、七夜とロックはじゃれ合いながらも相棒であり、
お互い好き勝手にやっても最終的に協力して行動するような感じになっています。
まぁ、本当に巻き込みたくないもの(第二部の決闘)にはロックに遠慮してもらってますが。
そして第四部、月が紅くなる以前からロックの様子がおかしくなり、七夜も感付きます。
ですが、今度はロックが七夜を巻き込みたくない、と言うことで何も言いません。
ひとりで決着をつけたい、と言うのと、七夜に無理はさせたくない、と言うロックの気持ちです。
まぁ、七夜はそんな事は関係無しに、別なアプローチでロックのために動きます(キル・エレン)。
ロックも薄々その事には気付き、それに対して余計な事を…とちょっとやきもきしています。
そうでありながらもまだ平衡を保っていたふたりの心ですが、月が紅くなってから一変します。
まずロックが仇に負けて、怒りで周りが見えなくなっていること。
次に、スーラやフリズ、キルが危険に晒され、未だその状態にあること。
ロックはスーラを守る、彼的に言うと根源=アルティ・アイギスを倒す事を承諾。
ただ、そのためにそれ以外は守っている余裕はなく、ウィンドは七夜に任せようと思います。
しかし七夜も時を同じくしてフリズの護衛というポジションにつきます。
ここで七夜に選択が。フリズもウィンドも、当然どちらも七夜にとって大切な人です。
ですが、自分の体の事、キルを倒すほどの相手、そして危険に晒されている事を考慮し、
七夜はフリズを守る事にして、それよりも安全なウィンドを遠ざけます。
「本当なら家の隣からもいなくなって欲しい」と言うのは、少しでも安全でいて欲しいからです。
選択と言えば、七夜がフリズとウィンド、どちらを助けるか?と言う話がありましたが…
七夜は、七夜が死ぬくらいでふたりが助かるのであれば迷わずそうするでしょう。
ただし、あの問題は「どちらか片方だけを選ぶのであれば」という問題です。
そうなった場合…七夜は恐らく自分が一番損をする、あるいは辛い道を選ぶのでしょう。閑話休題。
このすれ違いが七夜とロックの溝を深める結果になりました。
七夜はふたりを守るだけなのであれば大丈夫、と思っていたロック。
そこには、囮である≒十分な守りや安全も保障されるはず、という考えで、
そのことによって七夜を戦闘から遠ざけられるのでは?とも考えていました。
対する七夜は、こんな状況でロックに負担をかけたくない=頼りたくない、
そして益々暴走するロックを見ていられない=助けたい、頼られたいと思うようになります。
そのひとつとしてウィンドを遠ざけた、と言うのもあります。
ロックがロックなら恐らくロックとふたりで全員守るくらいの事はしたかも知れません。
そしてそのすれ違いから始まった溝は、ふたりが会うたびに少しずつ深まっていき、
ついにはふたりの殴り合いという結果にまで発展します。
この時、七夜の身体はいつもよりも弱っており、ロックもそれに気が付きます。
そしてその事が、余計にロックが七夜を頼りたくない、巻き込みたくないと言う考えに至らせます。
ここで完全に分かれてしまったかに見えたふたり、そこに師であるジョイン先生の言葉が。
七夜には他人に頼ると言う事、ロックには怒りが大切な人を傷つけると言う事についてです。
七夜はその言葉をどこかで受け取りつつも、ロックに対して負担をかけたくないと言う気持ち、
ロックが自分を頼ってくれない事に対する苛立ちから拒絶の意思を見せます。
無論、七夜がジョイン先生に言った事は全て本気で七夜の本心ではありますが。
そんな中、ウィンドと帰宅する七夜の前に現れた咲夜。そしてレミリアからの伝言。
七夜はウィンドにも何か危機が訪れるのでは、と不安になり、もしその時が来たら…と苦悩します。
そこに七夜を心配してやって来たフリズ。七夜はそれを嫌って、話をそらします。
ですがその事から話は進み、フリズがひとり敵地へ赴く事がわかります。
当然のように止める七夜、ですがフリズの決意と覚悟の前に、それが出来ないと悟る七夜。
ただ「信じて」と震えながらも言うフリズ。七夜の心は揺れ動きます。
傍で守り続ける事、安全なところへ遠ざけておく事、信頼できる人に預ける事…
そのどれが本当に正しい守り方なのか。ただ守るだけが本当に正しいのか…
その答えが出ないまま、フリズは出発しました。ウィンドを守って欲しい、と言って。
その答えを迷いつつも、ウィンドの傍にいる七夜。そこに訪れるエレンと伝えられる影。
スーラがロックの事を伝えに来た事で事態は更に悪化していく。
迷う七夜。フリズ・ロック・ウィンド…自分は誰を選ぶべきなのかと。
そんな七夜に声をかけたのはウィンド。
何かが起きるかもしれないし、起きないかもしれない、そんな自分と。
今まさに何かが起きそう、あるいは起きているかもしれないフリズとロック。
七夜は、どっちが大事なの?と。
選べないと答える七夜に対して、その言葉はまだ続く。
フリズはレオナがついているからきっと大丈夫。
でもロックはひとりで…たったひとりで向かった、と。
確かにロックは強い、それは七夜も良く知っている。
でもロックだけではどうにもならない事もある…そこに七夜がいれば進める事も。
ロックがダメなら七夜が、七夜がダメならロックが…それでもダメならふたりで。
今までずっとそうやってきた…それはふたりが相棒だから、と。
だから…七夜は七夜のために行ってあげて。その言葉が、七夜に何かを気付かせた。
七夜が選べないのであれば、ロックに選ばせればいい。
頼る必要も頼られる必要もない。今までお互いは好き勝手やってきただけ。
そして、そこにお互い遠慮は要らない。
なぜなら、ふたりは「相棒」なのだから…
…とまぁ、こんな感じの流れでしょうか。
思い返しながら書いてるので若干抜けているところや間違っているようなところも
あるかも知れませんし、そうでなくても曖昧な部分や矛盾があるかもしれません。
だから「最後に折れる」とか「態度が定まっていない」と言われても仕方ありませんが…
とりあえず私が考える七夜の心境の変化はこんな感じです。
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